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【MIDIコントローラー活用】鍵盤だけじゃない!フェーダー・ノブ・パッドを使ったDAWコントロール術

2025.07.25

【MIDIコントローラー活用】鍵盤だけじゃない!フェーダー・ノブ・パッドを使ったDAWコントロール術

「MIDIキーボードについている、鍵盤以外のツマミやボタンって、何に使うのかよく分からない…」「フェーダーやノブを動かしても、DAW上で何も反応しない」「ドラムパッドをもっと効果的に作曲に活かしたい!」そんな風に、あなたのMIDIキーボードが持つ多機能なコントローラー部分を、宝の持ち腐れにしていませんか?最近のMIDIキーボードには、鍵盤だけでなく、DAWのミキサー操作やエフェクトのリアルタイム制御に使えるフェーダーやノブ、ドラムの打ち込みやサンプルのトリガーに便利なパッドなどが搭載されています。これらのMIDIコントローラーを使いこなすことは、マウスでの煩雑なクリック作業からあなたを解放し、より音楽的で直感的な制作スタイルへと導いてくれます。この記事では、これらのコントローラーをDAWソフトやソフトウェア音源に割り当て、よりフィジカルな音楽制作を実現するための具体的な設定方法と活用術を解説します。JBG音楽院では、機材のポテンシャルを最大限に引き出す方法を学べます。

MIDIコントローラーとは?マウス操作からの脱却がもたらすメリット

MIDIコントローラーとは、鍵盤、フェーダー、ノブ、パッドなどを通じて、DAWソフトやソフトウェア音源に演奏情報や制御信号(MIDIメッセージ)を送るための機器全般を指します。MIDIキーボードは、その中でも鍵盤が主体となったコントローラーの一種です。

DTMにおいて、なぜマウス操作だけでなく、物理的なMIDIコントローラーを使うことが推奨されるのでしょうか?その最大のメリットは、**音楽制作を「PC作業」から、よりフィジカルで「音楽的な行為」へと引き戻してくれる**点にあります。DAW画面上の小さなフェーダーをマウスでドラッグするのと、実際に手でフェーダーを滑らかに動かすのとでは、その操作感も、生まれる表現も全く異なります。複数のパラメーターを同時にリアルタイムで操作できるため、オートメーション(時間的な変化)を描く際にも、躍動感のある有機的な表現が可能になります。このようなMIDIコントローラーの活用は、当音楽院のブログ記事である「MIDIキーボードの選び方と作曲に革命を起こす実践テクニック集」で紹介した機材選びの、さらに一歩先のステップと言えるでしょう。

主要コントローラーの種類と基本的な使い方

まずは、MIDIキーボードによく搭載されている主要なコントローラーの種類と、それぞれの基本的な役割を理解しましょう。

フェーダー:直感的な音量調整の主役

DAWのミキサー画面にある、各トラックの音量を調整するための縦のスライダー、それがフェーダーです。MIDIコントローラーに搭載された物理的なフェーダーに、DAW上のフェーダーを割り当てる(アサインする)ことで、マウスを使わずに、複数のトラックの音量バランスを直感的に、そして同時に調整することが可能になります。ミックス作業の効率が劇的に向上します。

ノブ(エンコーダー):パラメーターを自在に操る

ノブは、360度回転するツマミ型のコントローラーです。シンセサイザーの音色を変化させるフィルターのカットオフ周波数や、リバーブの深さ、EQ(イコライザー)の特定の周波数帯など、音作りに関わる様々なパラメーターの調整に割り当てられます。曲を再生しながらノブをリアルタイムで回せば、フィルターが開いていくようなドラマチックなサウンドの変化(オートメーション)を、簡単に記録することができます。

パッド:リズム打ち込みとサンプル再生の達人

パッドは、指で叩いて演奏する、ゴム製の四角いボタンです。主にドラム音源の各パーツ(キック、スネア、ハイハットなど)を割り当て、リズミカルなドラムパターンの打ち込みに使われます。鍵盤でドラムを打ち込むよりも、はるかに直感的でグルーヴィーな演奏が可能です。また、サンプラー音源の短いフレーズや効果音を割り当てて、ライブパフォーマンスのように再生する(トリガーする)のにも使われます。

トランスポートボタン:DAWの基本操作を手元で

再生、停止、早送り、巻き戻し、録音といった、DAWの基本的な操作を行うためのボタン群です。これを活用することで、いちいちマウスでDAWの再生ボタンを押しに行かなくても、手元のキーボードだけで録音や再生のコントロールが完結するため、制作のフローが途切れることがありません。

MIDIコントローラーの使い方:DAWコントロールのための「MIDIアサイン」入門

これらのコントローラーを実際に機能させるためには、「MIDIアサイン(マッピング)」という設定が必要です。これは、「コントローラーのこのツマミを動かしたら、DAWのこのパラメーターが動くように」と、両者を紐付ける作業です。

1. 自動で設定される「DAWインテグレーション」機能

近年では、多くのMIDIキーボードとDAWソフトの間で、接続するだけで自動的に最適な設定を行ってくれる「DAWインテグレーション」という機能が搭載されています。例えば、特定のMIDIキーボードをCubaseに接続すると、フェーダーは自動的にミキサーのボリュームに、トランスポートボタンは再生・停止ボタンに割り当てられます。初心者の方は、まずこの機能に対応している製品を選ぶのが最も簡単で確実です。

2. 手動で行う「MIDI LEARN(学習)」機能

より自由にカスタマイズしたい場合は、「MIDI LEARN」という機能を使います。これは非常に簡単で、DAW上の動かしたいパラメーター(例えば、あるエフェクトのツマミ)をマウスで選択した状態で、MIDIキーボード側の割り当てたいノブを実際に回すだけです。DAWが「このノブの動きを、このパラメーターに割り当てれば良いのだな」と自動的に学習し、設定が完了します。この機能を使いこなせば、あなたのMIDIコントローラーを、完全に自分仕様の最強の制作ツールへとカスタマイズできます。

JBG音楽院で学ぶ、機材を120%使いこなす応用力

JBG音楽院では、DTMのレッスンにおいて、単にDAWソフトの操作方法を教えるだけではありません。あなたが持っているMIDIキーボードやコントローラーといった機材のポテンシャルを最大限に引き出し、より音楽的で効率的な制作環境を構築するための具体的なノウハウを指導します。

どのような設定を行えば、作業効率が上がるのか。プロの作曲家は、コントローラーをどのように活用して、インスピレーションを形にしているのか。講師自身の制作環境やテクニックを参考にしながら、あなただけの最適なワークフローを見つけるお手伝いをします。
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まとめ:コントローラーを制する者は、DTM制作を制す

MIDIキーボードに搭載された、鍵盤以外のコントローラーの具体的な使い方と活用術について解説してきました。フェーダー、ノブ、パッドといったコントローラーをDAWと連携させることで、あなたの音楽制作は、マウスでの平面的なクリック作業から、手触り感のある立体的で直感的なクリエイションへと進化します。

JBG音楽院では、あなたが持つ機材のポテンシャルを最大限に引き出す方法を学びます。まずは、あなたのMIDIキーボードにどんなコントローラーが付いているかを改めて観察し、DAWの「MIDI LEARN」機能を使って、どれか一つのノブに、好きなエフェクトのパラメーターを割り当ててみてください。ツマミを回すだけで音が劇的に変化する楽しさを知れば、あなたの音楽制作はもっと自由で、もっと楽しいものになるはずです。

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