友だち追加で資料請求や無料体験お申込み

【JBG音楽院 梅田校】楽譜の見た目がグルーヴを変える!プロが使う「イマジナリー・バーライン」の法則

2025.07.13

【JBG音楽院 梅田校】楽譜の見た目がグルーヴを変える!プロが使う「イマジナリー・バーライン」の法則

DAWでリズムを打ち込んでみたら、音は合っているはずなのに、なぜか譜面がゴチャゴチャして読みにくい…。そんな経験はありませんか?実は、プロが作る「グルーヴするリズム」には、音だけでなく、楽譜上の「見た目」にも美しく、合理的な法則が存在します。その鍵を握るのが、多くの独学者が知らない「イマジナリー・バーライン」という概念です。

かねてより、関西地域の皆様から「大阪にも校舎を」という熱いご要望を多数いただいておりました。その声にお応えし、2025年4月にオンラインで開校したJBG音楽院 梅田校。いよいよ2025年10月には梅田駅近くに教室を構え、対面でのレッスンもスタートします。今回はその梅田校の「COREクラス」から、あなたのリズム感を論理的にアップデートする、目からウロコの授業をチラ見せします。

ポイント1:「見えない線」を意識する。イマジナリー・バーラインとは?

この日の授業のテーマは、リズム譜の正しい書き方。講師はまず、ポピュラー音楽で最も一般的な4分の4拍子を例に、ある「見えないルール」について語り始めました。

講師:4分の4拍子の小節には、ちょうど真ん中、つまり2拍目と3拍目の間に「見えない線」があると想像してください。これを『イマジナリー・バーライン(仮想の小節線)』と言います。 読みやすいリズム譜の基本は、この線をまたいで音符を繋げないことなんです。

一見するとただの音符の集まりですが、そこには「拍のグループ」を視覚的に分かりやすくするための明確な意図があります。1-2拍目と3-4拍目をそれぞれ一個の塊として捉えることで、複雑なリズムでも瞬時にその構造を把握できるようになるのです。

ポイント2:「タイ」を制する者は、リズムを制す

では、2拍目と3拍目をまたぐような長い音符(シンコペーション)を作りたい場合はどうすればいいのでしょうか。そこで登場するのが「タイ」という記号です。

生徒:長い四分音符で書いたらダメなんですか?

講師:ほんまそれ。良い質問です。もし四分音符で書くと、どこが2拍目でどこが3拍目か、パッと見て分かりにくいですよね。 これが演奏での事故のもとになります。なので、この『見えない線』をまたぐ時は、音符を二つに分けて、この『タイ』という記号で繋いであげる。これが美しくて読みやすい楽譜のルールなんです。

ただ音を鳴らすだけでなく、他のミュージシャンに正確に意図を伝える「共通言語」として楽譜を捉える。このプロフェッショナルな視点こそ、独学ではなかなか得られない学びです。

ポイント3:「強拍」と「弱拍」。リズムに“物語”を生む強弱の法則

さらに授業は、リズムが持つ「強弱」の概念へと進みます。同じ4拍子でも、それぞれの拍には異なる役割がある、と講師は語ります。

講師:拍には強い・弱いがあります。1拍目や3拍目のような『強拍』は、どっしり止まる、沈むようなイメージ。逆に2拍目や4拍目のような『弱拍』は、動きをつけたり、次の展開へ向かったりする、軽いイメージです。 例えば、サビの頭に向かうカッコいいフィルイン(おかず)は、この弱い拍の最後に入れると、次の強い拍がより際立って効果的になります。

この強弱の概念を理解することで、リズムは単なるビートから、緊張と弛緩の波を持つ「物語」へと変わります。自分の作りたい曲の展開に合わせて、どの拍にどんな音を置くべきか。その判断基準を、JBG音楽院では理論的に学ぶことができます。

まとめ:今日の学びから見えた、成長へのヒント

今回の授業は、独学では決して辿り着けない、プロの現場の「暗黙のルール」に満ちていました。

  • 楽譜の「可読性」を意識する: イマジナリー・バーラインの概念を理解し、読みやすいリズム譜を作成するスキルを学びます。
  • 「タイ」を使いこなす: シンコペーションを表現するための正しいツールとして、タイの役割をマスターします。
  • 拍の役割を知る: 「強拍」と「弱拍」の違いを理解し、より音楽的な展開を持つリズムアレンジに応用します。

関西エリアで、あなたの音楽を一段上のレベルに引き上げたいと願うあなたへ。JBG音楽院 梅田校で、プロの思考法に触れてみませんか?感覚と理論が結びついたとき、あなたの作るビートは確かなグルーヴを放ち始めます。

JBG音楽院 梅田校なら、社会人でも無駄なく・確実に作曲・DTMスキルを習得できます。

「本気で学びたい」と思ったら、まずは 梅田校の無料体験&個別相談会にお申し込みください!
個別入学相談の申込みフォーム

一覧に戻る