友だち追加で作曲に役立つロードマップを無料プレゼント

【プロが徹底分析】藤井風「何なんw」のヒットの秘密をコード/メロディー/トラックから解き明かす!

2026.07.07

【プロが徹底分析】藤井風「何なんw」のヒットの秘密をコード/メロディー/トラックから解き明かす!

「おしゃれなコード進行を使いたいのに、自分の曲にすると不自然になってしまう」
「R&Bやジャズの要素をJ-POPに取り入れたいけれど、どうすればいいか分からない」
作曲やDTMに挑戦する中で、このような壁にぶつかり、手癖のワンパターンから抜け出せなくなっていませんか?

感覚だけで複雑なアレンジをしようとしても、音がぶつかり合い、まとまりのない楽曲になってしまいます。
今回は、J-POPシーンに新しい風を吹き込んだ藤井風さんの大ヒット曲「何なんw」を題材に、JBG音楽院の野口講師とSasha講師がYouTube動画で徹底分析を行いました。

圧倒的なセンスの塊に聞こえるこの楽曲の裏側に隠された、緻密な音楽理論とトラックメイクの秘密を解き明かしていきましょう。

複雑なコードとキャッチーなメロディの「完璧な対比」

「何なんw」を一聴すると、非常に高度で複雑なジャズやR&Bの響きを感じます。
その土台となっているのが、「ツー・ファイブ・ワン(Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ)」と呼ばれる王道のコード進行をベースにした、多彩なアレンジ技術です。

裏コードやセカンダリー・ドミナント、さらには同主調からの借用和音(マイナーキーのコードをメジャーキーに持ってくる技術)などを駆使し、リスナーの予想を心地よく裏切り続けています。
しかし、この曲の最大の秘密は、「コードが複雑であるにもかかわらず、メロディが驚くほどシンプル」という点にあります。

実は、歌のメロディラインの多くは、日本の伝統的な「ヨナ抜き音階(ペンタトニックスケール)」で作られています。
高度なコード進行の上にシンプルなメロディが乗ることで、メロディの音が自然と「テンションノート(おしゃれな響きを生む音)」になり、計算し尽くされた極上のサウンドが生まれているのです。

プロのグルーヴを生み出す「シャッフル」と音色選びの秘密

この楽曲のもう一つの魅力は、思わず体を揺らしたくなるような独特のビート感です。
このノリをDTMで再現するためには、DAWソフトの「クオンタイズ(スイング機能)」の使い方が鍵となります。

動画内では、Logic Proのスイング値を「67」や「77」といった細かな数値で調整し、16分音符の絶妙な跳ね方(シャッフル感)を再現する手法が解説されています。
MIDIの打ち込みをベタ打ち(ジャストのタイミング)にするのではなく、こうした数値のコントロールを知っているだけで、楽曲のグルーヴは劇的に変わります。

さらに、楽曲を彩るギターの音色選びも重要です。
テレキャスターやストラトキャスター、セミアコースティックギターなど、「ボディの空洞の有無」や「マイク(ピックアップ)の位置」によって、立ち上がりのスピードや音のふくよかさが全く異なります。
「どの楽器の、どの設定がこの曲に合うのか」を論理的に選択できることが、プロのアレンジャーに必須のスキルです。

独学の限界を突破し、「本物の作曲力」を手に入れるには

藤井風さんのような洗練された楽曲は、生まれ持った「センス」だけで作られているわけではありません。
そこには、確固たる音楽理論の土台があります。

ネット上の情報だけを拾い集め、感覚でコードを並べたり、DAWの機能を何となく使ったりしているだけでは、いずれ「似たような曲しか作れない」という独学の限界に直面します。
JBG音楽院では、パソコン上の操作技術(Digital)だけでなく、音楽理論や楽器の特性、そしてリズムや音感(Analog)を統合して学ぶ「DTAM(Desktop and Analog Music)」という理念を提唱しています。

「なぜこのコードが心地よいのか」「なぜこのスイング値でグルーヴが出るのか」。
こうした音楽の原理原則をプロの講師から体系的に学び、直接フィードバックを受ける環境こそが、プロレベルの楽曲制作能力を手に入れるための最短ルートなのです。

まとめ

藤井風「何なんw」の楽曲分析から見えてきた、プロの作曲・アレンジのポイントを振り返ります。

  • 理論に基づくコードワーク:ツー・ファイブ・ワンを応用し、借用和音などで楽曲に彩りを与える。
  • コードとメロディの対比:複雑なコードに対して、あえてシンプルなペンタトニックスケールを使うことで、キャッチーかつおしゃれな響き(テンション)を生む。
  • グルーヴの数値化:DAWのスイング機能を理解し、楽曲に最適なシャッフル感をコントロールする。
  • 楽器特性の理解:ギターなどのアナログな楽器の構造(DTAM)を知り、楽曲に最も合う音色を選択する。

プロの楽曲に隠されたロジックを知ることは、あなたの作曲スキルを飛躍的に高める最高の教科書になります。
ぜひ動画をご覧いただき、ご自身の楽曲制作のヒントを見つけてみてください。

▼ 今回の解説動画はこちらをチェック!


YouTube動画サムネイル

一覧に戻る