あなたのギター、ただ弾くだけになっていませんか?DTMと組み合わせて「最強の表現ツール」に変える方法
「ギターは弾けるけど、作曲となると何から手をつければいいか分からない…」「頭の中にある格好いいギターリフを、どうやって一曲に仕上げればいいんだろう?」「ドラムやベースの打ち込み方が分からなくて、ギターだけが浮いてしまう…」
もしあなたがギタリストなら、その手に持っているギターこそが、作曲における最強の武器です。しかし、DTMを始めると、急に「鍵盤が弾けないとダメなんじゃないか」「理論を知らないと作れないんじゃないか」と不安になっていませんか?
当校生徒の入学時のアンケートでも、「ギター経験はあるがDTMは未経験」「自分のリフを曲として完成させたい」というギタリストの方が非常に多くいらっしゃいます。実は、ギタリストにはギタリストならではの「勝ちパターン」となる作曲法があるのです。
この記事では、あなたの得意なギターリフやコードワークを起点に、ドラムやベースを積み重ねて楽曲を構築していく、ギタリストのためのDTM作曲術を徹底解説します。
ギタリストがDTMで「無双」できる3つの理由
DTMというと鍵盤奏者が有利だと思われがちですが、ギタリストには他の楽器にはない強力なアドバンテージがあります。
- 1. 「リフ」から曲を生み出せる: ギターは、楽曲の顔となる印象的なリフや、グルーヴ感あふれるバッキングパターンを生み出すのが得意です。この「強いワンフレーズ」さえあれば、それを核にして曲全体を一気に広げることができます。
- 2. リズムとハーモニーを体現している: コードストロークやカッティングは、リズムと和音を同時に奏でる行為です。ギタリストは無意識のうちに「ノリ(グルーヴ)」を理解しているため、打ち込みのドラムやベースにもその感覚を反映させやすいのです。
- 3. サウンドメイクの経験値: アンプやエフェクターで「良い音」を作ってきた経験は、DTMでのミックスやプラグイン操作にそのまま活かせます。「歪み」や「空間系」の扱いに長けているのは、ギタリストの大きな強みです。
このような楽器演奏スキルをDTMに活かすことの重要性については、以下の記事でも詳しく解説しています。
こちらの記事もおすすめです
ステップ1:ギターを高音質で録音する環境を整える
まずは、あなたの愛機をDAWに接続し、最高の音で録音する準備をしましょう。
「Hi-Z(ハイ・インピーダンス)」端子を使おう
ギターをオーディオインターフェースに繋ぐ際は、必ず「Hi-Z」または「INST(Instrument)」と書かれた端子を使用するか、スイッチを切り替えてください。通常のライン入力に繋ぐと、音が細くなったりノイズが乗ったりして、本来の迫力が失われてしまいます。
オーディオインターフェースの接続や録音の基本手順については、以下の記事で詳しく解説しています。
こちらの記事もおすすめです
アンプシミュレーターは「掛け録り」しない
DAWのアンプシミュレーターを使う場合、録音時は「クリーントーン(素の音)」で録音し、後からプラグインで音作りをするのが鉄則です。これにより、録音後でも「やっぱりマーシャル系にしよう」「もう少し歪みを減らそう」といった調整が自由自在になります。
ステップ2:ギタリスト流!バッキングトラック構築法
ここからが本番です。ギタリストにおすすめの、効率的な楽曲構築手順をご紹介します。
1. 「最高のリフ」をループ録音する
まず、クリック(メトロノーム)に合わせて、思いついたリフやコード進行を4小節~8小節ほど録音します。これをDAW上でループさせれば、楽曲の「核」となる土台の完成です。完璧に弾く必要はありません。後で何度でも録り直せるのがDTMの良いところです。
2. キックとスネアで「ノリ」を作る
録音したギターループに合わせて、ドラムを打ち込みます。難しく考える必要はありません。
・キック(バスドラム):ギターの低音弦を弾くタイミングや、アクセントに合わせて配置します。
・スネア:2拍目と4拍目(バックビート)に入れて、リズムを安定させます。
これだけで、あなたのギターリフが一気に「曲」っぽく聞こえ始めます。
3. ルート弾きでベースを入れる
最後にベースです。これもシンプルでOK。ギターで弾いているコードの「ルート音(根音)」を、ドラムのキックと同じタイミングで弾かせるだけで十分です。これにより、サウンドに厚みと重厚感が生まれ、プロっぽいオケになります。
ステップ3:ギターを重ねて、世界観を完成させる
バッキングトラックができたら、さらにギターを重ねて楽曲を彩りましょう。
ダビング(重ね録り)で厚みを出す
ロックやポップスでは、バッキングギターを「同じフレーズで2回録音」し、左右(L/R)に振り分ける「ダビング」という手法が一般的です。これにより、音の壁のような圧倒的な厚みと広がりが生まれます。
ソロやオブリガートで歌う
土台ができれば、あとは自由なキャンバスです。思う存分ギターソロを弾きまくったり、歌の合間を縫うようなオブリガート(合いの手フレーズ)を入れたりして、ギタリストとしての個性を爆発させましょう。
JBG音楽院で学ぶ、「弾ける」を「作れる」に変える技術
JBG音楽院では、「DTAM(デジタルとアナログの融合)」という理念のもと、あなたのギター演奏スキルを作曲に直結させるための具体的なノウハウを指導しています。
「ギターは弾けるけどDTMはさっぱり」という方でも、プロの講師があなたのスタイルに合わせた機材の選び方から、アンプシミュレーターの音作り、ドラム打ち込みのコツまで、丁寧にサポートします。
あなたの指先から生まれるその音を、DTMというツールを使って、世界に一つの「作品」として形にしてみませんか?
JBG音楽院のカリキュラムを見る
まとめ:ギターがあれば、あなたは最強のトラックメイカーだ
ギタリストがDTMを始めることは、単に録音できるようになるだけではありません。
- リフから曲全体を構築する力
- リズムとハーモニーを体現するグルーヴ感
- アンプやエフェクターで培ったサウンドメイクのセンス
これらはすべて、DTMにおいて強力な武器になります。鍵盤が弾けなくても全く問題ありません。あなたのそのギターとDTMを組み合わせれば、誰にも真似できない最強の表現ツールになるのです。
本気でプロを目指すあなたへ
「音楽で稼ぐ」を実現する完全攻略ガイドを無料プレゼント!

「音楽で食べていきたいけど、何から始めればいいかわからない…」
そんなあなたの漠然とした不安を、具体的な行動計画に変えるためのJBG音楽院秘蔵「完全攻略ガイド」を、LINE登録者限定で無料プレゼントします。
本ガイドでは、DTMで収益を得るプロになるための全手順を、2つのステージと11の具体的なステップで徹底解説。このガイドを手に、プロの音楽家としての「最初の一歩」を踏み出しましょう!
▼この限定ガイドで得られること▼
- 初心者が最初に揃えるべき機材からDAWの基本操作まで、DTMの環境構築がわかる
- 再現性のある楽曲制作に不可欠な音楽理論と楽器スキル(特に鍵盤)の習得法を解説
- プロの音質に近づけるミキシング&マスタリングの基本が学べる
- 完成させた楽曲を「お金」に変えるポートフォリオの作り方と効果的な見せ方がわかる
- DTMスキルを活かした多様なキャリアとセルフプロモーション戦略を知ることができる
今すぐLINEの友達になって、限定ガイドを手に入れてください!
LINEに登録して無料で【完全攻略ガイド】を受け取る