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「部屋鳴り」や「ノイズ」で録音が台無しに…自宅でプロ級のクリアな歌声を録る3つの鉄則

2025.07.28

「部屋鳴り」や「ノイズ」で録音が台無しに…自宅でプロ級のクリアな歌声を録る3つの鉄則

「せっかくいいテイクが録れたと思ったのに、聞き返したら『サー』というノイズが入っていた…」「声がなんだかお風呂場みたいに響いてしまって、オケに馴染まない…」「プロの音源みたいに、目の前で歌っているようなクリアな音にならない」

自宅でのボーカル録音は、スタジオと違って様々な「邪魔な音」との戦いです。高いマイクやオーディオインターフェースを買ったのに、思ったような音質にならずに悩んでいませんか?実はその原因、機材の性能ではなく「部屋の環境」と「セッティング」にあるかもしれません。

当校生徒の入学時のアンケートでも、「自宅録音のクオリティを上げたい」「ミックスで処理しきれないノイズに困っている」という悩みは非常に多く聞かれます。しかし、防音室がなくても、ちょっとした工夫と知識で「部屋鳴り」や「ノイズ」は劇的に減らすことができます。

この記事では、自宅を即席のレコーディングスタジオに変えるための、プロ直伝の「3つの鉄則(環境作り・マイキング・ノイズ対策)」を解説します。お金をかけずに今すぐできるテクニックで、あなたの歌声をワンランク上のクオリティに引き上げましょう。

鉄則1:環境作り。「部屋鳴り」を制する者が録音を制す

プロのレコーディングスタジオと自宅の決定的な違いは、「吸音」です。
一般的な部屋は壁や床が硬く、音が反射しまくっています。この反射音(部屋鳴り)がマイクに入ると、声が遠く聴こえたり、濁ったりしてしまいます。

クローゼットは「最強のボーカルブース」

もし自宅にクローゼットがあるなら、そこは宝の山です。洋服がたくさん吊るされたクローゼットに向かって歌うだけで、服が吸音材の代わりになり、驚くほどドライ(響きのない)でクリアな音が録れます。扉を開け放ち、マイクをクローゼットの中にセットして、自分も中に入るか、入り口付近で歌ってみてください。これだけで、数万円の吸音材を買う以上の効果が得られることもあります。

布団や毛布で「要塞」を作る

クローゼットが使えない場合は、マイクの周りを布団や毛布で囲ってしまいましょう。マイクスタンドをT字にして毛布を被せたり、物干しラックを活用したりして、自分の背面とマイクの背面をガードします。見た目は少し怪しいですが、音質向上効果は絶大です。特にコンデンサーマイクは部屋の隅々まで音を拾うので、この「物理的な遮断」が非常に有効です。

このような録音の基礎知識や機材のセッティングについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

鉄則2:マイキング。「距離」と「角度」で音色は変わる

マイクを立てる位置(マイキング)は、EQ(イコライザー)で音を作るのと同じくらい重要です。

「こぶし1.5個分」が黄金の距離

マイクと口の距離は、近すぎると低音が膨らみすぎ(近接効果)、遠すぎると部屋鳴りを拾いやすくなります。まずは「こぶし1.5個分(約15~20cm)」を基準にしましょう。
バラードでウィスパーボイスを録るなら少し近づく、張り上げるロックなら少し離れるなど、曲調によって微調整するのがプロのテクニックです。

鼻先を狙って、クリアな高音を

マイクの高さは「口の真正面」にしがちですが、実は「鼻の高さ」に合わせて少し下向きにセットするか、逆に「口より少し下」から上向きにセットするのがおすすめです。
真正面から外すことで、息が直接当たる「吹かれ」を防げるだけでなく、鼻腔の共鳴や胸の響きをバランスよく拾うことができ、抜けの良い自然なサウンドになります。

鉄則3:ノイズ対策。「ポップガード」は正しい位置に

「パピプペポ」などの破裂音でボフッと入るノイズ(ポップノイズ)は、一度録音されてしまうと修正が非常に困難です。これを防ぐポップガードですが、ただ付ければいいというわけではありません。

マイクから「5cm」離すのが正解

ポップガードをマイクのグリル(網)にベタ付けしていませんか?それでは効果が半減してしまいます。マイクから指2~3本分(約5cm)離して設置することで、息の勢いを十分に分散させることができます。
また、ポップガードと口の間もさらに数センチ空けることで、適切なマイキング距離を自然にキープできるというメリットもあります。

JBG音楽院で学ぶ、一生使えるレコーディングスキル

JBG音楽院では、DAW上の操作だけでなく、こうした「良い音を録るための物理的なアプローチ」も徹底的に指導します。
「自宅で録ったボーカルが、どうしてもプロっぽくならない」という悩みに対し、プロの講師があなたの録音環境をヒアリングし、「ここをこう変えれば良くなる」という具体的な改善策をアドバイスします。マイクの種類による特性の違いや、録音後の波形編集(ノイズ除去など)のテクニックも学ぶことで、宅録のクオリティは飛躍的に向上します。

「録音」は音楽制作の入り口であり、最も重要な工程の一つです。ここで妥協せず、最高の素材を録るスキルを身につけましょう。
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まとめ:環境を味方につければ、自宅はスタジオになる

プロ級のクリアな歌声を録るための3つの鉄則、いかがでしたか?

  • クローゼットや布製品で「吸音」し、部屋鳴りを消す
  • マイクとの距離と角度を調整し、狙った音質を作る
  • ポップガードを正しく設置し、ノイズを未然に防ぐ

これらは、高価な機材を買い足さなくても、今すぐに実践できることばかりです。まずは今日から、クローゼットを開けてマイクを立ててみてください。その音の違いに、きっと驚くはずです。

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