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【池尻大橋校】【君の名は。×前前前世】渋谷の雑踏を駆け抜ける「疾走感」と「切なさ」の音楽的構造

2026.01.18

【池尻大橋校】【君の名は。×前前前世】渋谷の雑踏を駆け抜ける「疾走感」と「切なさ」の音楽的構造

名作の舞台となった場所で流れていた音楽。そこには、映像と音をリンクさせるためのヒントが隠されています。多くの人が行き交う渋谷の歩道橋や、象徴的なスクランブル交差点。新海誠監督の『君の名は。』において、これらの景色は単なる背景ではなく、主人公たちの「焦燥感」や「すれ違い」を演出する重要な要素でした。今回は、RADWIMPSの名曲『前前前世 (movie ver.)』がいかにしてその都市の空気感とリンクしているのか、作曲家の視点で紐解いていきます。

1. 190BPMが刻む「都市の鼓動」と「焦り」

この楽曲を象徴するのは、何と言ってもBPM190前後という非常に速いテンポです。渋谷駅周辺の歩道橋で瀧と三葉がすれ違うシーンや、物語が急展開を迎える場面において、このスピード感は不可欠な要素でした。

音楽的に見ると、イントロから鳴り響く8ビートのギターリフは、まさに「走る」動作そのものを音で表現しています。もしこれがミドルテンポのバラードであれば、渋谷の雑踏は「寂しさ」の象徴になったかもしれません。しかし、この楽曲の持つ推進力(ドライブ感)が映像に乗ることで、コンクリートジャングルである渋谷の景色が、「何かを探し求める場所」としての熱量を帯びて見えてくるのです。

2. バンドサウンドが切り裂く「ノイズ」の演出

渋谷という街は、常に環境音(ノイズ)で溢れています。この作品においてRADWIMPSが提示したのは、過剰なシンセサイザーによる装飾ではなく、生々しい4ピースバンドのサウンドでした。

特に注目すべきは、歪み(ディストーション)の効いたギターサウンドです。整然とした電子音ではなく、あえて倍音を多く含んだロックなギターサウンドを選択することで、都会の喧騒やノイズにも負けない「個人の強い意志」が表現されています。TSUTAYA SHIBUYAのスタバから見下ろす交差点のような、無機質な情報の波の中を、有機的な人間の感情(バンドのグルーヴ)が突き抜けていく。その対比構造が、視聴者の心を揺さぶる要因の一つと言えるでしょう。

3. 疾走感を生み出すDTMテクニックと「DTAM」

もしあなたが、このような「都市の疾走感」を楽曲で表現したい場合、どのような点に気をつければ良いでしょうか。

PC上での打ち込みにおいては、ドラムのベロシティ(強弱)の調整が鍵となります。単にグリッド(拍)に合わせるだけでなく、スネアドラムのタイミングをわずかに前に突っ込ませる、あるいはハイハットに人間的な揺らぎを与えることで、機械的な冷たさを排除し、熱量を演出できます。

また、ここで重要になるのが、JBG音楽院が提唱する「PCでの制作にアナログの知見を融合させるDTAM(Desktop and Analog Music)」という考え方です。
例えばギター音源を使用する場合でも、実際のギターアンプが空気を震わせる仕組み(アナログの挙動)を理解していなければ、ペラペラの薄い音になってしまいます。「アンプの箱鳴り」や「ピッキングのニュアンス」といったアナログの知識をPC上のパラメーターに落とし込むことで初めて、プロクオリティの「説得力のある歪み」が生まれるのです。

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まとめ:渋谷から一駅、池尻大橋で「本物」の音を創る

『君の名は。』における音楽は、単なるBGMではなく、渋谷という街の景色をドラマチックに書き換える力を持っていました。テンポ、音色、そして熱量。これらを論理的にコントロールできた時、あなたの作る音楽は、誰かの心を動かす作品へと昇華されます。

渋谷のエネルギーを肌で感じられる距離にありながら、落ち着いて制作に没頭できる街、池尻大橋。私たちJBG音楽院 池尻大橋校は、渋谷からわずか一駅という好立地にありながら、プロ仕様のスタジオ環境と、本気で音楽と向き合う仲間たちが集まる場所です。
「なんとなく」ではなく「確信」を持って音を紡ぐ。そのための技術と理論を、この場所で身につけてみませんか?

JBG音楽院 池尻大橋校なら、プロ仕様の環境と実績あるカリキュラムで、確実に作曲・DTMスキルを習得できます。

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