「コード進行が作れない」と悩むあなたへ。まずは「ダイアトニックコード」を知れば、作曲の景色が変わります
「知っているコードを適当に並べてみたけど、なんだか曲としてまとまりがない…」「サビに向かって盛り上げたいのに、どのコードを使えばいいか分からない」「プロの曲のような、ドラマチックな展開が作れない」
コードの名前や押さえ方はなんとなく覚えたけれど、いざ作曲となると「どう繋げればいいか分からない」という壁にぶつかっていませんか?
実は、心地よいコード進行には明確な「理由」があります。それを解き明かす鍵が、「ダイアトニックコード」とその中に隠された「3つの役割(機能)」です。
この記事では、単なるコードの暗記から一歩進んで、コードを使って「物語」を作るための基礎理論を解説します。これを知れば、あなたの作曲は「運任せ」から「意図的なコントロール」へと劇的に変化するはずです。
コード進行は「物語」である
「ダイアトニックコード」とは、その曲のキーで使える基本の7つのコードのことです。これらは、単なる音の集まりではなく、それぞれが独自の「性格」や「役割」を持った登場人物のようなものです。
映画やドラマに「起承転結」があるように、音楽にも「安定」「展開」「緊張」「解決」というストーリーの流れがあります。コード進行が作れないと悩む人の多くは、この「役割」を意識せずに、ただ闇雲にコードを並べてしまっているのです。
ダイアトニックコードの基本的な構成(7つのコードの種類)については、以下の記事で詳しく解説しています。まずはこちらで「7人の登場人物」の顔ぶれを確認しておくと、この後の話がよりスムーズに理解できます。
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物語を作る「3つの機能(ファンクション)」
ダイアトニックコードは、その性質によって大きく3つのグループ(機能)に分けられます。これを理解することが、自在にコード進行を作るための最短ルートです。
1. トニック(Tonic / T):【安定・実家】
役割: 物語の始まりと終わり、安心感。
響きのイメージ: 「あー、落ち着く」「終わった〜」
主なコード(Cメジャーキー): Cmaj7 (Ⅰ), Em7 (Ⅲm), Am7 (Ⅵm)
最も安定した響きを持つリーダー的存在です。曲の最後は、ほぼ必ずこのトニックで終わります。家に帰ってきたような安心感を与えます。
2. ドミナント(Dominant / D):【緊張・クライマックス】
役割: 不安定、盛り上がり、トニックへ帰りたがる力。
響きのイメージ: 「ドキドキする」「次に行きたい!」「まだ終われない!」
主なコード(Cメジャーキー): G7 (Ⅴ), Bm7(♭5) (Ⅶm7-5)
最も不安定で、強い緊張感を持っています。この不安定さは「早く安定(トニック)したい!」という強いエネルギーを生みます。サビの直前などで使い、期待感を煽る重要な役回りです。
3. サブドミナント(Subdominant / SD):【展開・寄り道】
役割: 適度な不安定、広がり、物語の発展。
響きのイメージ: 「ちょっと出かけよう」「景色が変わった」「ワクワクする」
主なコード(Cメジャーキー): Fmaj7 (Ⅳ), Dm7 (Ⅱm)
トニックから少し離れて、物語を展開させます。ドミナントほど不安定ではありませんが、トニックほど安定もしていません。曲に彩りや爽やかさを加える、ムードメーカーです。
【実践】機能を繋いで「感動」を作る法則
この3つの機能をどう並べるか(ケーデンス)が、コード進行作りの核心です。基本となる「王道の流れ」を覚えておきましょう。
基本形:T(安定)→ SD(展開)→ D(緊張)→ T(解決)
例:Cmaj7 → Fmaj7 → G7 → Cmaj7
これは「家(T)から出かけて(SD)、トラブルに巻き込まれてドキドキし(D)、無事に家に帰る(T)」という、物語の黄金パターンです。
聴き手は無意識のうちにこのストーリーを感じ取り、「心地よい」と感じます。
応用:ドミナントで終わらせて「次」へ繋ぐ
例:Cmaj7 → Fmaj7 → G7 (→次の小節へ)
あえてトニックに戻らず、ドミナント(緊張)のまま区切ることで、「続きが聴きたい!」「サビが来るぞ!」という強い期待感を持たせることができます。
理論を学ぶ意義や、感覚と理論のバランスについては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて読むと、より理解が深まります。
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まとめ:コードの「性格」を知れば、曲作りはもっと自由になる
コード進行が作れないのは、センスがないからではありません。コードたちの「性格(機能)」を知らずに、無理やり会話させようとしていたからです。
まずは「トニック(安定)」「サブドミナント(展開)」「ドミナント(緊張)」という3つの役割を意識して、好きな曲のコード進行を分析してみてください。「なるほど、ここで緊張させて、ここでホッとさせているのか!」という発見が必ずあるはずです。
その発見の積み重ねが、あなただけの名曲を生み出す力になります。
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