作曲の表現力を無限に広げる!多様な音楽ジャンル研究のススメとその方法
「最近、何を作っても同じような曲になってしまう……」
「自分の曲にマンネリを感じているけれど、どうやって新しい風を取り入れればいいのか分からない」
作曲を続けていると、手癖や慣れ親しんだパターンに頼ってしまい、こうした「引き出しの枯渇」に悩む時期が必ず訪れます。特に、独学でDAWを触り始めたばかりの方や、特定のジャンルしか聴いてこなかった方にとっては、大きな壁に感じられるかもしれません。
しかし、安心してください。その壁を突破する鍵は、すでに世界中に溢れている「多様な音楽ジャンル」の中にあります。
この記事では、ロック、ジャズ、EDM、クラシック、そして民族音楽など、様々なジャンルを研究することが、なぜあなたの作曲スキルを飛躍させるのか、その理由と具体的な研究方法を解説します。異ジャンルのエッセンスを取り入れることで、あなたの音楽は驚くほど豊かで、オリジナリティあふれるものへと進化するはずです。
なぜ、作曲において「ジャンル研究」が重要なのか?
「自分はロックが作りたいから、ロックだけ聴けばいい」と考えてはいませんか?
もちろん、専門性を高めることは大切です。しかし、プロの作曲家やアレンジャーの多くは、驚くほど幅広いジャンルの音楽を聴き込み、分析しています。そこには明確な理由があります。
1. 「手癖」からの脱却とアイデアの枯渇防止
私たち人間は、無意識のうちに「心地よい」と感じるリズムやコード進行を選んでしまいがちです。これが「手癖」となり、マンネリを生みます。全く異なるジャンル(例えば、普段ロックを作る人がボサノヴァを聴くなど)に触れることは、自分の中にはないリズムパターンやメロディラインを強制的にインプットすることになり、脳内の音楽的回路を活性化させます。
2. 表現の「語彙」を増やす
音楽ジャンルは、言葉でいう「方言」や「言語」のようなものです。ジャズにはジャズの、EDMにはEDM特有の「言い回し(フレーズ、音作り)」があります。
多くのジャンルを知っているということは、それだけ多くの「表現の語彙」を持っているということ。悲しいシーンでも、単に短調のピアノを弾くのか、ブルースの哀愁漂うギターを入れるのか、あるいはアンビエントなシンセサイザーで空間を埋めるのか。引き出しが多ければ多いほど、楽曲に最適なアプローチを選べるようになります。
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実践!作曲に活かすためのジャンル分析ポイント
では、具体的にどのように聴き、研究すれば良いのでしょうか。ただ漫然とBGMとして流すだけでは、作曲スキルへの還元は限定的です。「作曲家の耳」で聴くためのポイントを3つ紹介します。
① リズムとグルーヴの構造を知る
ジャンルの違いが最も顕著に表れるのが「リズム」です。
- キックとスネアの位置: 4つ打ち(EDM)、バックビート(ロック)、変則的なビート(ファンク)など、土台となるリズムパターンを分析します。
- ハイハットの刻み方: 8ビート、16ビート、あるいは3連符(シャッフル)なのか。これが楽曲の「ノリ」を決定づけます。
- ベースとの絡み: ドラムとベースがどのタイミングで同期し、どこで隙間を作っているかに注目してください。
② コード進行とハーモニーの傾向
ジャンルごとに「好まれる響き」があります。
- ジャズ・R&B: テンションコード(7th, 9th, 13thなど)を多用し、複雑で大人びた響きを作ります。
- パンクロック・ポップス: シンプルなトライアド(3和音)やパワーコードで、力強さやストレートな感情を表現します。
- 映画音楽・クラシック: ダイアトニックコード(その調に含まれる基本的な和音)以外のコードを使い、劇的な展開を作ることがあります。
③ 音色(サウンドデザイン)と楽器構成
「そのジャンルらしさ」を演出する楽器や音色は何でしょうか。
例えば、カントリーミュージックなら「バンジョー」や「スライドギター」、80年代シンセポップなら「ゲートリバーブのかかったスネア」など、象徴的なサウンドがあります。
DAWで制作する際、これらの「ジャンル特有の楽器」をあえて別のジャンルの曲に混ぜてみる(例:EDMのビートに和楽器を入れる)といった実験が、オリジナリティを生む第一歩となります。
異ジャンル融合(クロスオーバー)がもたらす可能性
音楽の歴史は、異なるジャンルの融合の歴史でもあります。
- ロック × クラシック: プログレッシブ・ロックやシンフォニック・メタル。壮大なオーケストレーションとバンドサウンドの融合。
- ジャズ × ヒップホップ: ローファイ・ヒップホップ(Lo-Fi Hip Hop)やジャジー・ヒップホップ。洗練されたコード感と太いビートの融合。
- フォーク × エレクトロニカ: アコースティックギターの温かみと、電子音の冷徹さの対比。
このように、既存のスタイルを掛け合わせることで、誰も聴いたことのない新しいサウンドが生まれます。「自分は〇〇ジャンルの作曲家だ」と決めつけず、料理人が様々な食材を組み合わせるように、自由に音を組み合わせてみてください。
「理論」という羅針盤を持つことの重要性
ここまで「多様なジャンルを聴こう」とお伝えしてきましたが、実はここには一つ落とし穴があります。
それは、「感覚だけで真似をしても、上辺だけの模倣になってしまう」ということです。
例えば、ジャズのかっこいい響きを取り入れたいと思った時、単に「耳コピ」で音を拾うだけでは、「なぜその音がかっこいいのか」「どういう理屈で進行しているのか」までは理解できません。
ここで必要になるのが、音楽理論という共通言語です。
JBG音楽院では、DTAM(Desktop and Analog Music)という理念のもと、DAWの技術だけでなく、アナログ楽器の演奏技術や体系的な音楽理論を非常に重視しています。
理論という「羅針盤」を持っていると、初めて聴く民族音楽や複雑な現代音楽であっても、「あ、ここはミクソリディアン・スケールを使っているんだな」「このリズムはポリリズムだな」と構造的に理解・分解できるようになります。
構造が理解できれば、それを自分の作品に応用することは簡単です。基礎があるからこそ、応用(ジャンル研究)が無限に広がるのです。
まとめ:好奇心を羅針盤に、音楽の旅へ出かけよう
作曲の引き出しを増やすための「ジャンル研究」について解説してきました。
- 食わず嫌いをせず、様々な音楽に触れること
- リズム・コード・音色の3点から分析的に聴くこと
- 音楽理論を学び、感覚だけでなく論理で構造を理解すること
これらを意識することで、あなたの作曲能力は飛躍的に向上します。
世界には、まだあなたが知らない素晴らしい音楽がたくさんあります。それら一つひとつが、あなたの感性を刺激し、新しい名曲を生み出すための種となります。
もし、独学での分析に限界を感じたり、理論の基礎をしっかりと固めたいと感じたりしたなら、ぜひ専門的な学びの場も検討してみてください。多様なジャンルを深く理解し、自在に操れるようになった時、あなたの音楽は誰かの心を動かす「プロの作品」へと進化しているはずです。
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