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【ダイアトニックコード完全マスター】各コードの機能(トニック・ドミナント・サブドミナント)と実践的な使い方

2025.08.08

【ダイアトニックコード完全マスター】各コードの機能(トニック・ドミナント・サブドミナント)と実践的な使い方

「作曲を始めたいけど、コード理論って何だか難しそう…」「CとかGとか、基本的なコードはいくつか知ってるけど、どうやって繋げれば曲になるの?」「音楽理論の分厚い本を買ってみたけど、どこから読めばいいか分からず挫折した…」そんな、コード理論に対する苦手意識や、どこから学べば良いか分からないという悩みを抱えていませんか?コード理論は、楽曲の土台となるハーモニーを理解し、魅力的なコード進行を生み出すための必須知識です。しかし、全てを一度に学ぼうとする必要はありません。この記事では、作曲初心者の方が、まず最初に学ぶべきコード理論の基礎中の基礎「ダイアトニックコード」と、その実践的な使い方に絞って、分かりやすく丁寧に解説します。まずはダイアトニックコードの仕組みや基本的なコード機能を覚えるだけで、あなたの作曲の自由度は格段に向上します。JBG音楽院のCoreカリキュラムでは、このコード理論の基礎から丁寧に指導します。

なぜ「コード理論」を学ぶと作曲が楽しくなるのか?

「音楽理論は感覚の邪魔になる」と考える人もいますが、コード理論は決してあなたの自由な発想を縛るものではありません。むしろ、その逆です。コード理論とは、いわば音楽における「色の組み合わせ方」の教科書のようなもの。絵を描くときに、色彩理論を知っていると、より効果的で美しい色の組み合わせができるようになるのと同じように、コード理論を学ぶことで、あなたが思い描く感情や情景を、より的確に、そして豊かに表現できるようになるのです。

手探りでコードを並べて「なんだか違う…」と悩む時間を、もっとクリエイティブなメロディ作りやアレンジの時間に変えることができる。それが、コード理論を学ぶ最大のメリットです。この理論の重要性については、当音楽院のブログ記事である「音楽理論は本当に必要?感覚だけでは到達できないプロの作曲レベルとは」でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

コード理論の基礎:まず覚えるべきは「ダイアトニックコード」だけ!

コード理論の世界は広大ですが、作曲初心者が最初に覚えるべきことは、たった一つだけです。それが「ダイアトニックコード」です。

ダイアトニックコードとは?

ダイアトニックコードとは、あるキー(調)のスケール(音階)の音だけを使って作られる、基本的な7つのコード群のことです。例えば、キーが「Cメジャー」の場合、「ドレミファソラシ」の7つの音だけを使って作られるコードのことを指します。難しいことはありません。「その曲のホームグラウンドで使える、基本的なコードのファミリー」だと考えてください。ポップスやロックなど、世の中のほとんどの曲は、このダイアトニックコードを中心に作られています。

【Cメジャーキー】ダイアトニックコード一覧

まずは、最も基本となるCメジャーキーのダイアトニックコードを見てみましょう。

  • Ⅰ:Cmaj7(ドミソシ)- とても安定した響き
  • Ⅱm:Dm7(レファラド)- 少し切ない響き
  • Ⅲm:Em7(ミソシレ)- 落ち着いた響き
  • Ⅳ:Fmaj7(ファラドミ)- 明るく広がる響き
  • Ⅴ:G7(ソシレファ)- 少し不安定で、次に行きたがる響き
  • Ⅵm:Am7(ラドミソ)- とても切ない響き
  • Ⅶm(♭5):Bm7(♭5)(シレファラ)- 不思議で不安な響き

まずは、これらのコードを実際に楽器で弾いてみて、それぞれの響きのキャラクターを耳で覚えることから始めましょう。

作曲への応用:ダイアトニックコードを使ったコード進行の作り方

ダイアトニックコードを覚えたら、いよいよそれらを使って作曲に活かしていきましょう。ここでも、難しいルールは必要ありません。いくつかの「定番」を知るだけで、すぐに曲作りを始めることができます。

1. 「王道進行」から始めてみよう

数多くのJ-POPヒット曲で使われている、まさに「王道」とも言えるコード進行があります。それは、ダイアトニックコードの「Ⅳ→Ⅴ→Ⅲm→Ⅵm」という流れです。Cメジャーキーに当てはめると、「Fmaj7→G7→Em7→Am7」となります。この進行は、明るくキャッチーで、かつ少し切ない雰囲気を生み出すのに非常に効果的です。まずはこの進行をDAWに打ち込み、ループ再生させながら、自由にメロディを口ずさんでみましょう。それだけで、もう作曲の第一歩は踏み出せています。

2. コードの「機能(ファンクション)」を意識する

ダイアトニックコードには、それぞれ「役割」があります。これを「機能(ファンクション)」と呼びます。

  • トニック(T):安定した「お家」のような役割。(Ⅰ, Ⅲm, Ⅵm)
  • サブドミナント(SD):少し展開感のある「寄り道」のような役割。(Ⅳ, Ⅱm)
  • ドミナント(D):不安定で「お家に帰りたがる」役割。(Ⅴ, Ⅶm(♭5))

作曲初心者のうちは、「T→SD→D→T」(トニックから始まり、色々展開して、最後にトニックに帰ってくる)という大きな流れを意識するだけで、非常に自然で安定したコード進行を作ることができます。

3. DTMでのコード入力のコツ

覚えたコードをDAWに入力する際も、いくつかのコツがあります。ピアノが弾ける方は、MIDIキーボードでリアルタイム入力するのが最も早いですが、そうでない方も心配いりません。DAWのピアノロール画面を使えば、マウスで一音ずつ、コードの構成音をクリックして入力することができます。最初はゆっくりでも、一つひとつ響きを確認しながら入力していくことが、コード理論の理解を深める上で非常に良い練習になります。

JBG音楽院のCoreカリキュラム:理論と実践の架け橋

JBG音楽院では、このような作曲の根幹となるコード理論を、初心者でも無理なく、そして楽しく学べるようにカリキュラムが設計されています。特に、全ての生徒が最初に学ぶ「Core」カリキュラムでは、このダイアトニックコードの理解を最重要項目の一つとして位置づけています。

単に理論を暗記するのではなく、学んだ知識をすぐにDAWでの楽曲制作課題に応用する。そして、プロの講師から「そのコード進行は、音楽的にどう聴こえるか」という具体的なフィードバックを受ける。この「反転学習サイクル」を通じて、理論は単なる知識ではなく、あなたの作曲を豊かにするための「生きたスキル」へと変わっていきます。
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まとめ:ダイアトニックコードを制する者が、作曲を制す

作曲初心者が最初に学ぶべきコード理論の基礎として、「ダイアトニックコード」とその実践的な使い方について解説してきました。コード理論は、決して難しい暗号ではありません。まずはダイアトニックコードという7つの基本的な「仲間」たちの顔と名前、そして性格(響き)を覚えること。それだけで、あなたの作曲の世界は、無限の可能性に向かって大きく開かれます。

JBG音楽院のCoreカリキュラムでは、このコード理論の基礎から丁寧に指導し、あなたが自信を持ってコード進行を組み立てられるようになるまで、徹底的にサポートします。この記事を読んで、コード理論への苦手意識が少しでも和らいだなら、ぜひ今日、Cメジャーキーのダイアトニックコードを、お手持ちの楽器やDAWで一つずつ鳴らしてみてください。その響きの中に、あなたの次の名曲のヒントが隠されているかもしれません。

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