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作曲初心者のためのコード進行。少ない和音で簡単な曲の作り方

2025.05.02

作曲初心者のためのコード進行。少ない和音で簡単な曲の作り方

「たくさんのコードを覚えるのが大変で、作曲を諦めかけてしまった…」「コード進行作りに悩みすぎて、肝心のメロディが思い浮かばない」そんな、複雑な和音の世界に、苦手意識を持っていませんか?ご安心ください。実は、心に残る名曲の多くは、たった2つか3つの、非常にシンプルなコードを軸に作られています。この記事では、多くのコードを知らなくても、十分に魅力的な曲を仕上げるための、シンプルなコード進行の活用法と、それを退屈に聴かせないためのアレンジのコツを解説します。

なぜ「少ないコード」で作曲を始めるのが良いのか?

作曲を学ぶ際、多くのコードを知っていることは、もちろん強力な武器になります。しかし、特に初心者のうちは、あえて使うコードを絞ることで、多くのメリットが生まれます。

  • 迷いがなくなり、メロディに集中できる:コード進行の選択肢が少ない分、「次は何のコードだろう?」と悩む時間が減り、楽曲の主役であるメロディやリズム作りに、あなたの創造力を最大限に注力できます。
  • 聴きやすく、覚えやすい曲になる:シンプルなコード進行は、多くの人にとって聴き馴染みがあり、安心感があります。この親しみやすさが、メロディのキャッチーさを際立たせ、聴き手の記憶に残りやすい曲を生み出すのです。

まずは少ない武器で戦うことで、一つひとつの武器の本当の使い方を、深く理解することができるのです。

初心者でもすぐ使える!代表的なシンプルコード進行

ここでは、J-POPやロックなど、様々なジャンルで活躍する、汎用性の高いシンプルなコード進行をご紹介します。まずは、これらの響きをあなたの耳と指に覚えさせてみましょう。

スリーコード進行(Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ)

ロックやフォーク、ブルースの基本となる、たった3つのコードで構成される進行です。例えば、キーがGメジャーなら「G-C-D」だけで、明るくストレートな楽曲を作ることができます。コードチェンジが少ない分、リズムのノリやギターリフのかっこよさを前面に押し出したい時に非常に有効です。

J-POP王道進行(Ⅰ-Ⅴ-Ⅵm-Ⅳ)

現代のヒット曲でも数多く使われる、まさに「王道」の進行です。例えば、キーがCメジャーなら「C-G-Am-F」となります。明るさの中に、マイナーコード(Am)が加わることで、少し切ない、エモーショナルな雰囲気を演出できるのが最大の魅力です。この進行については、当音楽院のブログ記事である「【J-POP頻出コード進行】カノン進行・王道進行・小室進行など定番パターンの分析と応用テクニック」でも詳しく解説しています。

シンプル進行を「退屈」にさせないアレンジのコツ

使うコードが少ないと、どうしても曲が単調になってしまうのでは、と心配になるかもしれません。しかし、アレンジを少し工夫するだけで、シンプルなコード進行は、驚くほど多彩な表情を見せてくれます。

  • メロディのリズムを工夫する:コード進行がシンプルだからこそ、メロディのリズムは自由に遊べます。休符を効果的に使ったり、シンコペーションでリズムを食わせたりすることで、楽曲に豊かなグルーヴが生まれます。
  • 演奏法(奏法)を変える:同じコードでも、ギターで力強くストロークするのか、ピアノで優しくアルペジオを奏でるのかで、曲の印象は全く異なります。Aメロはアルペジオ、サビはストローク、といったように、セクションごとに奏法を変えるだけでも、効果的な展開を作れます。
  • ベース音を動かしてみる(分数コード):例えば「C→G→Am」という進行を、「C→G/B→Am」に変えてみましょう。コードの構成音はほぼ同じでも、ベース音が「ド→シ→ラ」と滑らかに動くだけで、サウンドは一気に洗練されます。

JBG音楽院の視点:基礎があるから、応用できる

今回ご紹介した「少ないコードで作曲する」というアプローチは、作曲初心者にとって非常に有効なトレーニングです。しかし、なぜそのシンプルな進行が心地よいのか、そして、それをどう応用すれば、さらに独創的な響きが生まれるのか。その「なぜ?」を解き明かす鍵は、音楽理論の中にあります。

JBG音楽院のカリキュラムは、まずCoreステージで、今回ご紹介したような、音楽の根幹をなすシンプルなコードの仕組み(体系的な音楽理論)を徹底的に学びます。この揺るぎない基礎があるからこそ、その後のMainステージで、複雑なアレンジや、ジャンルを越境するような応用的な作曲スキルを、スムーズに習得していくことができるのです。
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まとめ:少ないコードから、無限の可能性を

和音が苦手な初心者の方でも安心して曲作りを始めるための、シンプルなコード進行の活用法について解説しました。コードの種類を絞ることは、決して妥協ではなく、メロディやリズムといった、他の重要な要素に集中するための、非常に賢い戦略です。

まずは、この記事で紹介したスリーコードだけでも構いません。その限られた材料の中で、どれだけ多彩な表現ができるか、ゲーム感覚で試してみてください。その試行錯誤の先に、シンプルでありながら、深く心に響く、あなただけの名曲が生まれるかもしれません。

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