
〜JBG音楽院で学べるステップアップの道〜
こんにちは、JBG音楽院の川﨑です。
「いつか自分の作った曲で人を感動させたい」「音楽を仕事にしたい」――そんな思いを抱きながら、作曲家を目指す方は多いですよね。
とはいえ、実際に**“プロの作曲家”**として活動するためには、単なる“曲作りの好き”を超えた多角的なスキルとマインドセットが求められます。
そこで今回は、プロの作曲家に必要なスキルや考え方、さらにJBG音楽院で具体的にどのように学びを深め、実践へ繋げられるのかをお伝えしたいと思います。
1. プロ作曲家に必要な5つのスキルセット
まずは、プロの作曲家として活躍するために押さえておきたい代表的なスキルを整理してみましょう。
(1) 音楽理論
- コード進行・スケール・和声学などを理解し、曲の構成を意図的にコントロールできる力。
- 感覚任せではなく、狙ったムード・雰囲気を確実に演出するために不可欠。
(2) DTM(パソコン音楽制作)の操作
- DAWソフト(Logic、Cubase、Abletonなど)を使いこなし、MIDI打ち込みやエフェクト処理をスピーディに行う技術。
- 作曲のアイデアを素早く形にするためにも重要。
(3) アレンジ&サウンドメイク
- メロディやコード進行をどう仕上げるか、楽器の編成・音色選び・リズムアレンジで作品の世界観を立体化する力。
- ジャンルごとの表現方法を学び、多彩な引き出しを持っておくと仕事の幅が広がる。
(4) レコーディング&ミックス
- ボーカルや楽器を録音するときのマイク選び、セッティング、録音のディレクションなどを含む実践的な知識。
- ミックスでは、EQやコンプの使い方、音量バランスの調整など、最終的な音質を左右する工程がプロクオリティには欠かせない。
(5) コミュニケーション&マインドセット
- クライアントや共演者とのやりとり、作品に対するフィードバックへの柔軟な対応。
- 「この仕事に必要なのは何か?」「どんな雰囲気を求められているのか?」を汲み取り、納期・品質を守るプロ意識が非常に大切。
2. プロ作曲家に欠かせないマインドセット
次に、作曲家として継続的に活動するための考え方・姿勢に注目してみましょう。
- 探究心と学び続ける姿勢
- 音楽のトレンドは日々変化します。
- 新しい技術やジャンルを取り入れる柔軟性こそが、長く活躍できる鍵。
- 発信力と客観性
- 自分の作品をSNSなどでアピールするだけでなく、周囲の反応や客観的な評価を受け止める姿勢。
- 自作曲に対する愛情は大事ですが、作品の成長には時に厳しいフィードバックも必要。
- ビジネス意識
- 音楽は“商品”として届けられることも多い分野。
- 納期管理、契約の扱い、版権の知識など、ビジネス面にも目を向けることが大事。
3. JBG音楽院で学べるステップアップの道
Step1:基礎固め(COREプログラム)
- バークリー音大仕込みの音楽理論を中心に、コード進行やスケールを体系的に学ぶ。
- 同時にDTMの基礎操作も習得し、楽器演奏(キーボードなど)の基礎練習や打ち込みのやり方を身につける。
- 初心者でも無理なく理論と実技を両立できる環境が整っています。
Step2:実践重視(MAINプログラム)
- アイデア出しからアレンジ、レコーディング、ミックス、マスタリングまで1曲を完成させる流れを体験。
- プロ仕様のスタジオで録音したり、生ストリングスを呼んでオーケストレーションを試したりと、本格的な現場レベルを学べる。
- ミックスの細部や音圧の調整など、他校ではなかなか教えてもらえない領域まで突っ込んだ指導が受けられるのも特徴。
Step3:さらに深める(Advanceコース・上位クラス)
- 映像音楽、ゲーム音楽、CMソングなど、特定のメディアに特化したアレンジやサウンドデザインを学び、専門性を高める道も。
- コンサート系の大規模な編曲や、オーケストラの扱いを学ぶことも可能。
- **「将来的にはこのジャンルで勝負したい!」**と明確な目標がある方におすすめのステップです。
4. JBG音楽院ならではの“サポート体制”
(1) 講師の実務経験&個別フォロー
- 現役で活躍する作曲家やアレンジャーなど、講師陣の**“リアル”なノウハウ**を吸収できる。
- 少人数制の授業が多いため、個々の進度や課題に合わせてフォローしてもらいやすい。
(2) プロ仕様のスタジオでレコーディング
- 自宅ではなかなか体験できない本格機材や環境で、サウンドクオリティの重要性を実感しながら学べる。
- 生演奏の録音を通じて、アコースティック楽器とのアンサンブルにも慣れる。
(3) 案件シェアの“可能性”も
- JBG音楽院は作曲会社としての機能も持ち、ゲーム会社やCM制作会社などから制作依頼を受けるケースがあります。
- 実績は多くはないものの、一定レベルのスキルを持つ生徒や卒業生に声がかかることも。
- プロの現場を少しでも体験できるチャンスがあるのは、大きなモチベーションアップにつながります。
(4) 社会人にも通いやすいスケジュール
- 平日夜や土日クラスなど、忙しい社会人でも無理なく続けられる工夫が充実。
- 振替制度やオンライン活用で、スケジュールが読みにくい方も対応可能。
5. まとめ 〜 “プロ”への第一歩を踏み出そう!
- 音楽理論、DTM、アレンジ、レコーディング、ミックスなど、幅広いスキルがプロの作曲家には必須。
- クライアントやリスナー目線を忘れないマインドセットが、仕事を続けるうえでとても大切。
- JBG音楽院の段階的カリキュラム(CORE→MAIN→上位コース)で基礎から実践、さらに専門性の高い領域まで網羅的に学べる。
- 少ないながらも案件シェアの可能性があり、学んだスキルをリアルな仕事へ繋げられるチャンスも存在。
「作曲家として音楽の世界で活躍したい」という目標を持つ方は、まずは基礎力をしっかり固めること。
そのうえで、自分の作品を外に向けてどんどん発表し、必要に応じて講師のフィードバックを受けながら磨いていく――こうした**“学び続ける姿勢”**が、最終的にプロとしての道を開いてくれます。
もし興味をお持ちいただけたら、ぜひ一度JBG音楽院の体験レッスンや見学にいらしてください。
あなたの音楽が、人々の心を動かす未来を私たちと一緒に目指してみませんか?
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