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【JBG音楽院 池尻大橋校】コード進行には“役割”があった!音楽の物語を紡ぐ「機能」の秘密

2025.07.21

【JBG音楽院 池尻大橋校】コード進行には“役割”があった!音楽の物語を紡ぐ「機能」の秘密

「コード進行の作り方がわからない…」「作ったメロディーにどんなコードをつければいいんだろう?」独学で作曲を学ぶ多くの人が、この大きな壁にぶつかります。実は、人々を感動させるコード進行には、まるでドラマの脚本のように、それぞれのコードに与えられた「役割」と「物語」が存在します。その秘密の扉を開けてみませんか?

JBG音楽院では、音楽理論を単なる暗記ではなく、作曲という創造のための「使える武器」としてお伝えしています。今回は、渋谷駅から電車で一駅というアクセス抜群の立地にある「JBG音楽院 池尻大橋校」のCOREクラスで行われた、コード進行の本質に迫る「コード機能」のレッスンを特別に公開します。

ポイント1:コードは家族?物語の中心「主要三和音」の役割

授業は、「ダイアトニックコード(あるキーの基本的なコード群)には、それぞれ役割があるんです」という、講師の核心を突く一言から始まりました。その中心となるのが、「主要三和音」と呼ばれる3つの機能です。

  • トニック (T):キーの中心で、最も安定した「お家」のような存在。物語の始まりと終わりを司ります。
  • ドミナント (D):トニックに強く戻りたがる性質を持つ、最も緊張感の高いコード。「お家に帰りたい!」という強い引力を持っています。
  • サブドミナント (SD):トニックにもドミナントにも進める、少し自由な存在。「寄り道」をして物語に彩りを加えます。

講師は、この関係性を非常に分かりやすい例えで解説していました。

講師:トニックは言ってみれば「王様」なんです。音楽はこのトニックを中心に動いていきます。そしてドミナントは、王様の一番近くにいる「一番の家来」。ドミナントに行ったら、すぐにでも王様(トニック)の元へ帰りたくなる、解決したくなるんです。

生徒:なるほど。

講師:一方でサブドミナントは、ちょっとした「寄り道」をさせてくれる存在。ドミナントに行くとすぐにお家に帰りたくなりますが、サブドミナントを挟むことで、コード進行に展開が生まれるわけです。

独学でコード名を暗記しているだけでは見えてこない、コード同士の力学関係。JBG音楽院では、こうした本質的な理解を重視し、音楽理論を「使える武器」として学ぶことができます。

ポイント2:「緊張と弛緩」が生む感動。音楽の定型句「ケーデンス」とは

そして、この「トニック・ドミナント・サブドミナント」の機能を使って作られる、コード進行の定型句が「ケーデンス(終止形)」です。授業では、ドミナント(不安定・緊張)からトニック(安定・弛緩)へ解決する流れを、講師が実際にピアノで弾いてみせます。

講師:例えば、ドミナントの音を弾いて、ここで私がトイレに行ったらどうします?「最後の一音を弾いてよ!」ってムズムズしませんか? この不安定なドミナントが、安定したトニックに収まることで、人間の体感の中に「解決感」や「安心感」が生まれるんです。良い曲っていうのは、この『緊張と弛緩』の使い方がやっぱり上手なんですよね。

音楽が人の心に響くのは、こうした音響心理に基づいた普遍的な仕組みがあるからです。JBG音楽院の授業では、感覚的な「なんとなく良い」を、誰もが再現可能な「理論」へと落とし込んでいきます。

ポイント3:理論を即、実践へ!生徒全員での「合同作曲」体験

JBG音楽院の真骨頂は、学んだ理論をすぐに実践に繋げる点にあります。この日の授業のハイライトは、生徒全員でコード進行を作ってみる「合同作曲」のコーナーでした。

講師:じゃあ、Cメジャーセブンから始めましょう。次のコード、好きなダイアトニックコードを言ってみてください。普通じゃなくてもいいですよ!

生徒A:Dマイナーセブンでお願いします。

講師:いいですね!じゃあ次は?

生徒B:Bマイナーセブン、フラットファイブで!

講師:面白い!じゃあ、皆さんが言ってくれたコード進行で、実際に曲の流れができるか実演してみたいと思います。

講師が即興でそのコード進行を演奏すると、バラバラに選ばれたはずのコードが、ちゃんと音楽として成立していることに教室から驚きの声が上がります。理論が音楽に変わる瞬間を、仲間と共にリアルタイムで体感できるのは、対面授業ならではの大きな価値でしょう。

まとめ:今日の学びから見えた、成長へのヒント

今回のCOREクラスの授業から、独学では得難い多くの学びが見えてきました。

  • コードには役割がある: T(安定)、D(緊張→安定へ)、SD(展開)という機能を知ることで、コード進行を論理的に組み立てられる。
  • ケーデンスが物語を作る: 「緊張と弛緩」を生み出すケーデンス(終止形)を使いこなすことが、人を惹きつける曲作りの鍵。
  • 代理コードで彩りを: 同じ機能を持つ別のコード(代理コード)に入れ替えることで、進行の雰囲気を変え、表現の幅を広げられる。
  • 理論は実践してこそ身につく: 学んだ知識をすぐに作曲や演奏で試すことで、理論は「暗記科目」から「創造のツール」に変わる。

もしあなたがコード進行の作り方で悩んでいるなら、JBG音楽院 池尻大橋校で、その「レシピ」を学んでみませんか?プロの講師陣が、あなたの「分からない」を「作れる!」に変えるサポートをします。池尻大橋から徒歩5分と通いやすく、音楽を志す仲間との出会いが待っています。

JBG音楽院 池尻大橋校なら、社会人でも無駄なく・確実に作曲・DTMスキルを習得できます。

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