名曲から作曲テクニックを盗め!音楽史とジャンル知識を活かす楽曲分析ステップ
「自分の曲が、なんとなくパッとしない」「プロの曲と比べると、何かが足りない気がする」
DTMで作曲を続けている中で、このような壁にぶつかっていませんか?DAWの操作に慣れてきても、楽曲そのもののクオリティを上げるためには、先人たちが築き上げてきた名曲から「エッセンス」を学ぶことが近道です。
しかし、ただ漫然と聴くだけでは、その秘密は解き明かせません。音楽史やジャンルの背景を知り、適切な手順で楽曲分析(アナリーゼ)を行うことで、表面的なコピーではない、あなただけのオリジナリティを生み出すヒントが得られます。
この記事では、歴史的背景を活かした深い楽曲分析の方法と、それを自作に反映させるための具体的なステップをご紹介します。
なぜ「歴史とジャンル」を知ると楽曲分析が変わるのか?
作曲の上達において、既存の楽曲を分析すること(アナリーゼ)は非常に有効な学習方法です。しかし、単に「コード進行」や「メロディの動き」だけを追っていても、その曲が持つ本当の魅力にはたどり着けないことがあります。
ここで重要になるのが、音楽史やジャンルに関する知識です。
表面的なコピーから「構造の理解」へ
例えば、あるヒット曲で使われている特徴的なコード進行があったとします。それをただ真似するだけでは、文脈の合わない不自然な楽曲になりかねません。
「なぜその時代にそのコード進行が流行したのか」「そのジャンルにおいて、そのアプローチはどのような革新性を持っていたのか」という背景(音楽構造)を知ることで、表面的な模倣ではなく、「どのような意図でそのテクニックを使うべきか」という本質的な理解へと深まります。
意外な共通点が見つかる!ジャンルを越えたアイデアの宝庫
音楽史を紐解くと、クラシックの和声理論がジャズに影響を与え、それが現代のポップスやEDMのコードワークにも息づいていることが分かります。
ジャンルごとの「お約束」や様式美を理解することは、逆に「あえてジャンルを裏切る」ための土台にもなります。音楽構造を分析するという視点を持つことで、全く異なるジャンルのアイデアを自分の曲に融合させる、柔軟な発想力が養われるでしょう。
【実践編】作曲に活かすための楽曲分析 4つのステップ
それでは、具体的にどのように分析を進めればよいのでしょうか。ここでは、歴史的背景やジャンル知識を絡めた、効果的な楽曲分析の方法を4つのステップで解説します。
Step 1: 時代背景とジャンルを特定する
まず、分析したい曲(参考曲)がいつ頃作られ、どのジャンルに属しているかを確認します。さらに一歩踏み込んで、以下の点をリサーチしてみましょう。
- その時代の録音技術(テープ録音か、デジタルかなど)
- 当時流行していた楽器やシンセサイザー
- その楽曲が影響を受けたと思われる過去のアーティスト
これらを知ることで、なぜその音色が選ばれたのか、なぜそのリズムなのかという理由が見えてきます。
Step 2: 楽曲構成(フォーム)をマクロ視点で捉える
次に、曲全体を見渡すマクロな視点で、音楽的なアナリーゼ(分析)のやり方を実践します。
Aメロ、Bメロ、サビといったセクションの長さや配置だけでなく、ダイナミクス(強弱)の波や、楽器の増減(オーケストレーション)に注目してください。
クラシックのソナタ形式や、ダンスミュージックのビルドアップからドロップへの展開といった構成美を比較することで、聴き手を飽きさせない展開の作り方が学べます。
Step 3: コード進行とメロディの関係をミクロ視点で解剖する
ここでは詳しく、コードとメロディの関係性を分析します。これがまさに、作曲の糧となる参考曲分析の核心部分です。
- ノンコードトーンの扱い: コード構成音以外の音がどのように使われているか(テンション、経過音など)。
- リズムの相互作用: メロディのリズムと伴奏のリズムがどう噛み合っているか。
- ジャンル特有のヴォイシング: ジャズならテンションを重ねる、ロックならパワーコードで押すなど、ジャンルごとの響きの特徴。
音楽理論の知識があると、これらの要素を「感覚」ではなく「論理」として言語化してストックできるようになります。
Step 4: 「なぜこの選択をしたのか?」作曲家の意図を推測する
最後に、「なぜ作曲者はここで転調させたのか?」「なぜここでリズムを崩したのか?」という意図を推測します。
この「推測」こそが、あなたの作曲の引き出しになります。「歌詞の切なさを表現するために、あえて不安定なコードを使ったのではないか」といった仮説を立てることで、感情とテクニックを結びつける力が養われます。
名曲のテクニックを自分の曲に取り入れるコツ
分析で得た知識は、そのまま使うのではなく、自分の作品に合わせてカスタマイズすることが大切です。
「そのまま使う」のではなく「抽象化」して応用する
特定のフレーズをそのまま使うと盗作になってしまいますが、その裏にある考え方を抽出(抽象化)すれば、それは立派なテクニックです。
例えば、「サビの直前で意外なコードを使ってハッとさせる」という手法(抽象化されたアイデア)であれば、コード進行そのものが違っても、同じような効果を自分の曲で演出することができます。
異なるジャンルの要素を掛け合わせる
JBG音楽院では、DTAM(Desktop and Analog Music)という理念のもと、DAWによるデジタル制作と、アナログ楽器の演奏・理論の双方を重視しています。
例えば、最新のトラップのビートに、ロマン派クラシックのような叙情的な和声を組み合わせてみる。あるいは、ロックなギターリフの楽曲に、対位法的なアプローチを取り入れてみる。
歴史とジャンルを広く知っているからこそできる、こうした「掛け合わせ」が、あなたの音楽に深みと新しさをもたらします。
独学での分析には限界も?体系的な学びが近道になる理由
ここまで分析の手法をお伝えしましたが、独学でこれらを深く行うには難しさも伴います。
正しい理論知識がないと「誤読」してしまうリスク
音楽理論の基礎がない状態で分析を行うと、間違った解釈をしてしまう可能性があります。複雑な転調や借用和音を「ただの不協和音」と捉えてしまったり、リズムの解釈を誤ったりすることです。
体系的な音楽理論やイヤートレーニング(耳の訓練)を経て、正確に音を捉える能力を養うことが、正しい分析への第一歩と言えるでしょう。
JBG音楽院の「DTAM」で深める本質的な理解
JBG音楽院では、Core(基礎)からMain(応用)へと段階的に学ぶカリキュラムを用意しています。
集団授業の中で、講師や他の受講生と共に楽曲分析を行うことで、「自分では気づかなかった視点」を得ることができます。また、理論だけでなく、実際に楽器を演奏したり、プロの現場同様のレコーディング実習を行ったりすることで、頭でっかちではない「使える知識」として定着させることが可能です。
歴史やジャンルへの理解を深め、それを自らの手で音にする。このサイクルこそが、プロレベルの作曲家への確かな道のりとなるでしょう。
まとめ:過去の巨匠たちを「メンター」にして、オリジナリティを磨こう
名曲の分析は、過去の偉大な作曲家たちから直接レッスンを受けているようなものです。音楽史やジャンルの背景を知り、構造を深く理解することで、あなたの作る曲はより説得力のあるものへと変化していくでしょう。
「真似」から始まり「分析」を経て「昇華」させる。このプロセスを楽しめるようになれば、作曲の悩みは「新しい発見の喜び」に変わります。
ぜひ、今日から好きな曲を1曲選び、その奥にある歴史と構造に耳を傾けてみてください。その積み重ねが、あなたを唯一無二のクリエイターへと導いてくれます。
🎧 理論なき分析はもう終わり。
「感覚頼り」の作曲から卒業しませんか?
楽曲分析の壁を感じているあなたへ。
JBG音楽院で、プロが実践する「本物の音楽理論」と「制作ノウハウ」を最短で身につけましょう。
🚀 音大レベルの基礎 × プロのDTM技術
JBG音楽院は、社会人からでもプロレベルのスキルを習得できる本格派スクールです。
まずは音楽理論・イヤートレーニング・鍵盤といった「音大レベルの基礎」を固め、自由自在な作曲能力を構築。その上で、現役プロ講師と共にDTM・レコーディング・ミックスを実践し、現場で通用する総合力を養います。
週1回の通学でマスター可能なカリキュラムのため、仕事を続けながらでも、いくつになっても夢を諦める必要はありません。
🏆 JBG音楽院 卒業生の実績例
- ✨ アイドル楽曲提供者
- 🎻 劇伴作家
- 🎮 ゲーム音楽/CMソング制作者
- 🎤 フェスにも出演しているシンガーソングライター
など、実際にプロとして活躍されている方が数多くいらっしゃいます。
🎁 LINE登録で「豪華2大特典」を無料プレゼント
まずは学校紹介をご覧いただき、プロへの第一歩を踏み出してください。今ならLINE登録者限定で、以下の資料をプレゼント中です!
- 特典①:プロのDTM作曲家を目指すためのロードマップ
- 特典②:作曲に使えるコードパターン12選
