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【池尻大橋校】【ノラガミ×午夜の待ち合わせ】渋谷の喧騒を切り裂く「マスロック」的な疾走感の正体

2026.01.26

【池尻大橋校】【ノラガミ×午夜の待ち合わせ】渋谷の喧騒を切り裂く「マスロック」的な疾走感の正体

名作アニメの舞台となった場所で流れていた音楽。そこには、映像と音をリンクさせるためのヒントが隠されています。今回は、アニメ『ノラガミ』の舞台であり、オープニングテーマ『午夜の待ち合わせ』(Hello Sleepwalkers)が鮮烈な印象を残した「渋谷」をテーマに、街の空気感がどう楽曲に落とし込まれているのかをプロの視点で紐解きます。

スクランブル交差点を彷彿とさせる「情報の密度」と「変拍子」

『ノラガミ』の冒頭、夜の渋谷スクランブル交差点での戦闘シーンは非常に象徴的です。このシーンの高揚感を支えているのが、『午夜の待ち合わせ』特有のマスロック(Math Rock)的なアプローチです。

この楽曲の最大の特徴は、イントロから繰り出される鋭いギターリフと変則的なリズムアプローチにあります。渋谷という街は、膨大な数の人、ネオン、騒音が入り乱れる「情報の洪水」のような場所です。このカオスな視覚情報を、Hello Sleepwalkersは16分音符を細かく刻むギターのインタープレイと、予測不能なキメ(Stop & Go)で表現しています。

単にBPM(テンポ)が速いだけでなく、拍の取り方をあえて複雑にすることで、都会特有の「スリリングな緊張感」を演出しているのです。もしこれが単調な8ビートであれば、渋谷の喧騒ではなく、ただの走り去る車のような印象になっていたでしょう。

「夜の都会」を彩る音色の選び方

次に注目したいのがサウンドの質感です。楽曲全体を覆う、少し冷たく尖った空気感は、夜の渋谷のビル群やアスファルトの冷たさとリンクします。

ここでは、ギターのディストーション(歪み)成分を保ちつつも、低域を過剰に膨らませない「ソリッドな音作り」が鍵となっています。また、男女ツインボーカルによる掛け合いは、街を行き交う多様な人々や、物語上の「此岸(人間界)と彼岸(神々の世界)」の境界線のような、異なるレイヤーが重なり合う様を聴覚的に表現しています。

このように、楽曲制作においては「そのシーン(場所)の温度や湿度」を音色(ティンバー)やEQ(イコライザー)の設定でコントロールすることが、映像との親和性を高める重要なテクニックとなります。

渋谷の喧騒をDTMで再現するには?(DTAMの視点)

では、このような「都会的で疾走感のある楽曲」を制作するにはどうすればよいでしょうか。

重要なのは、PC上の打ち込みだけで完結させず、PCでの制作にアナログの知見を融合させるDTAM(Desktop and Analog Music)の考え方を取り入れることです。

例えば、ドラムやベースをグリッド(拍の網目)に完璧に合わせすぎると、機械的すぎて「熱量」が失われてしまいます。あえてクオンタイズ(タイミング補正)を緩める、あるいはギターのカッティングを実際に生演奏してオーディオ波形として取り込むことで、デジタルな疾走感の中にも、人間が演奏しているような「生々しい揺らぎ」が生まれます。この「整理されたデジタル」と「人間的なアナログ感」の融合こそが、現代的なロックサウンドの核心です。

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まとめ:クリエイティブな街の隣で、本物のスキルを磨く

今回は、渋谷を舞台にした『ノラガミ』と『午夜の待ち合わせ』の関係性から、街の空気を音にする手法を分析しました。視覚的な「カオス」を、リズムや音色の「密度」で表現するテクニックは、劇伴制作や歌モノのアレンジでも非常に有効です。

JBG音楽院 池尻大橋校(本校)は、そんなクリエイティブの中心地・渋谷から田園都市線でわずか1駅の場所にあります。
プロの現場の空気を感じられるこの場所には、本格的なレコーディングブースや制作環境が整っており、本気でプロを目指す仲間たちが日々切磋琢磨しています。

都会の刺激を肌で感じながら、あなただけの音楽を創り上げませんか? 私たちは、あなたの「なんとなく」のイメージを、確かな「楽曲」に変えるサポートを全力で行います。

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