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【池尻大橋校】【終わりのセラフ×X.U.】崩壊した渋谷を彩る「澤野弘之サウンド」の劇的な構築美とDTM的視点

2026.01.25

【池尻大橋校】【終わりのセラフ×X.U.】崩壊した渋谷を彩る「澤野弘之サウンド」の劇的な構築美とDTM的視点

名作の舞台となった場所で流れていた音楽。そこには、映像と音をリンクさせるためのヒントが隠されています。今回は、アニメ『終わりのセラフ』で描かれた「崩壊した渋谷」の世界観と、そのオープニングテーマであるSawanoHiroyuki[nZk]:Gemieの『X.U.』を、作曲家・DTM講師の視点から紐解いていきます。

「X.U.」に見る、緊張感と疾走感の共存

『終わりのセラフ』の舞台は、未知のウイルスによって大人が死に絶え、吸血鬼に支配された世界。特に物語の序盤や重要な局面で登場するのが、廃墟と化した渋谷の街並みです。この退廃的かつ攻撃的なビジュアルに対し、澤野弘之氏による『X.U.』はどのようにアプローチしているのでしょうか。

デジタルと生音の攻撃的な融合

この楽曲の最大の特徴は、デジタルシンセサイザーの冷徹なシーケンスと、生バンドの熱量がぶつかり合う「ハイブリッドなサウンド」にあります。
BPMは120周辺のダンスビートを基調としながらも、ベースラインやギターのリフは非常にロック的かつヘヴィです。渋谷という都会的な記号が「崩壊」している様を、整然とした打ち込みのリズム(=都会)と、歪んだギターや攻撃的なボーカル(=崩壊・戦闘)の対比で表現しているとも読み取れます。

劇伴作家・澤野弘之流の「空間」の埋め方

『終わりのセラフ』では、渋谷の地下街やスクランブル交差点跡地などが戦場となります。こうした広がりや閉塞感のある空間を音楽で演出する際、澤野サウンドには明確な特徴があります。

「ブレイク」と「ドロップ」によるダイナミクス

楽曲構成において注目すべきは、音を詰め込むセクションと、極端に音数を減らすセクション(ブレイク)の落差(ダイナミクス)です。
サビ(ドロップ)に向かって徐々にビルドアップしていく手法はEDM的ですが、そこで鳴らされるのは重厚なストリングスやコーラスワークです。廃墟となった渋谷の空虚な静けさと、戦闘時の爆発的なエネルギー。この二面性を表現するために、コンプレッサーを深くかけたドラムトラックで音圧を稼ぎつつ、リバーブ成分の多い上モノで空間の広がりを演出しています。

「崩壊した都市」の空気感をDTMで再現するには

もしあなたが、このような「退廃的な近未来」や「都市の廃墟」をテーマに作曲をするなら、どのような点に気をつけるべきでしょうか。JBG音楽院が提唱する視点でアドバイスします。

DTAMで実現する「質感」のリアリティ

PC上のソフトシンセだけで完結させようとすると、どうしても音が「綺麗」になりすぎてしまい、荒廃した空気感が出ないことがあります。
ここで重要になるのが、PCでのデジタル制作にアナログの知見や機材の響きを融合させるDTAM(Desktop and Analog Music)という考え方です。

例えば、ソフトシンセで作った無機質なリード音に対し、あえてアンプシミュレーターで「汚れた」質感(サチュレーション)を加えたり、生演奏のパーカッションや環境音(ノイズ)をレイヤー(重ねる)したりすることで、画面の中だけの音ではない「手触りのある音」が生まれます。澤野氏のサウンドがアニメーションの絵に負けないのは、こうした「音の太さ」や「空気の振動」をデジタル環境下でも巧みにコントロールしているからです。

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まとめ:渋谷の隣、池尻大橋で「音」を創る

『終わりのセラフ』で描かれた渋谷の街は、現実の地理をベースにしながらも、クリエイターの想像力によって全く新しい世界へと再構築されていました。音楽も同様に、理論と感性、そして技術を組み合わせることで、誰も聴いたことのない世界を描き出すことができます。

JBG音楽院 池尻大橋校は、そんな渋谷駅からわずか1駅の場所にあります。クリエイティブな熱気が渦巻くこのエリアで、プロ仕様のスタジオ環境に身を置き、あなただけの音楽を追求してみませんか? 同じ志を持つ仲間との出会いが、あなたの創作活動を加速させるはずです。

JBG音楽院 池尻大橋校なら、プロ仕様の環境と実績あるカリキュラムで、確実に作曲・DTMスキルを習得できます。

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