【ギターコード作曲法】定番進行からの脱却!ギターならではの響きを活かす独創的コードワーク術
「ギターで作曲をしていると、いつも『C-G-Am-F』のような手癖のコード進行ばかりになってしまう」「DTMで打ち込んだギターの音が、なんだかピアノっぽくて嘘くさい」
ギタリストが作曲を始めると、必ずと言っていいほどこの壁にぶつかります。ピアノのように理論的に音を積み重ねるのが得意な楽器とは違い、ギターは物理的な指の配置や弦の並びによって、出せる音(ボイシング)に制限があるからです。
しかし、実はその「ギターならではの不自由さ」や「構造上の特性」こそが、ピアノでは絶対に真似できない独創的なサウンドを生み出す鍵となります。
この記事では、定番のコード進行から脱却し、開放弦や変則的なフォームを活用して、あなただけの「響き」を作るための実践的なコードワーク術を解説します。
ギターは「ボイシング」の魔法がかかる楽器
ピアノで「ド・ミ・ソ(Cメジャー)」を弾くと、音は整然と並びます。しかしギターでCコードを弾く場合、下から「ド・ミ・ソ・ド・ミ」のように、音が重複したり、オクターブが飛んだりします。
この「音が密集しない(オープンボイシングになりやすい)」という特性が、ギターサウンドに独特の広がりと空気感を与えます。これを意識的に利用することで、簡単なコード進行でも劇的に聴こえ方を変えることができます。
テクニック1:開放弦を使った「ドローン効果」
最も手軽かつ効果的なのが、「1・2弦の開放弦を鳴らし続ける」というテクニックです。
通常、コードが変われば押さえる場所も変わりますが、あえて高音弦(E音とB音)を開放のまま鳴らし続け、低音弦(ルート音)だけを変化させていきます。
Eメジャーキーでの活用例
- E(通常):開放弦がルートと5度に当たり、力強く響く。
- A(通常は2弦を押さえるが…):あえて2弦を開放(B音)にすると「Aadd9」という透明感のある響きになる。
- C#m(通常はバレーコードだが…):1・2弦を開放にすると「C#m7(11)」のような、エモーショナルで現代的な響きになる。
このように、共通音(ドローン)が鳴り続けることで、コード進行に「浮遊感」と「繋がり」が生まれ、シューゲイザーやエモ、ポストロックのような独創的な世界観を簡単に作ることができます。
テクニック2:カポタストで「響きの質感」を変える
カポタスト(Capo)を単なる「キー調整のための道具」だと思っていませんか?作曲において、カポは「楽器の音色(ティンバー)を変えるエフェクター」として機能します。
「物理的な響き」の変化を利用する
例えば、キーが「G」の曲を作る際、そのままGコードで弾くのと、カポを5フレットに付けて「Dフォーム」で弾くのとでは、全く響きが異なります。
- オープンG:低音が豊かで、どっしりとした響き。
- Capo 5 + Dフォーム:煌びやかで、マンドリンやウクレレに近い繊細な響き。
DTMでアレンジをする際、アコースティックギターを左右に振るなら、片方はオープン、もう片方はハイフレットのカポ演奏にすると、帯域が被らず、プロのような分離の良いアンサンブルになります。
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テクニック3:パワーコードを「分数コード」に進化させる
ロックの定番であるパワーコード(ルート+5度)。これにベース音の変化を加えるだけで、楽曲に知的でドラマチックな展開を作ることができます。
オンコード(On Chord)の活用
例えば、「C5(パワーコード)」を弾きながら、ベース(または自分自身の親指)で「B → A → G」と音を下げていく進行。これは「C → C/B → C/A → C/G」という、クリシェと呼ばれる切ない進行になります。
ギターのパワーコードは構成音が少ないため、ベース音が変わっても音が濁りにくく、複雑な響きを簡単に作れる利点があります。
DTMでの活用:その「手癖」をデータ化しよう
これらのギター特有のボイシングは、ピアノロール上でマウスを使って再現しようとすると非常に手間がかかります。だからこそ、「弾ける人」が強いのです。
JBG音楽院の「DTAM」の考え方では、あなたがギターで生み出したその独創的なコードワークを、そのままDAWに録音(またはMIDI変換)することを推奨しています。あなたの指癖が生み出した唯一無二の響きこそが、楽曲のオリジナリティになるからです。
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まとめ:ギターは「コード製造機」である
今回は、ギターならではの特性を活かした独創的なコードワーク術を紹介しました。
- 開放弦を混ぜて、ピアノには出せない浮遊感を作る。
- カポタストを使って、楽曲の色彩を変える。
- パワーコードとベースラインの組み合わせで物語を作る。
「理論通りに作らなきゃ」と固くなる必要はありません。指板の上で指を滑らせ、あなたの耳が「面白い!」と感じたその響きを、そのまま曲に閉じ込めてみてください。それこそが、ギタリストにしか作れない名曲の種となるはずです。
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