【梅田校】「その譜面、読みづらくないですか?」プロが教えるリズムの鉄則と、採用されるデモの作り方
「頭の中で鳴っているリズムを、DAWや譜面にうまく書き起こせない……」
「作った曲を聴き返すと、なんだかノリが悪く聞こえる」
関西でDTMや作曲に取り組む社会人の皆様、それは「リズムの解像度」や「譜面の書き方」に原因があるかもしれません。
JBG音楽院 梅田校の「COREクラス」では、感覚だけに頼らない、プロとして通用する音楽の基礎体力を徹底的に鍛えます。
今回は、実際の授業で行われた「リズムを視覚的に整理するテクニック(イマジナリーバーライン)」や、楽曲に推進力を与える「アウフタクト」の解説など、明日からの制作に即戦力となる濃密な授業風景をレポートします。
1. 譜面は演奏者への手紙。「イマジナリーバーライン」を知っていますか?
DTMでの制作が中心でも、プロの現場では「譜面」でのやり取りが必要になる場面が多々あります。
授業では、リズムを正確に伝えるための重要なルール、「イマジナリーバーライン(仮想小節線)」について解説が行われました。
講師:「例えば、付点音符やシンコペーションが続くと、どこが拍の頭なのか分からなくなりますよね。
譜面は見やすくないと意味がありません。『ここは2拍目、ここは3拍目』と分かるように、あえて音符をタイで繋いで書き分けるルールがあります。これを意識するだけで、頭の中のリズムも整理され、打ち込みの迷いもなくなりますよ」
「細かくて面倒くさい」と思うかもしれませんが、これを理解することで、複雑なリズムもパズルのように解読できるようになります。
梅田校のスタジオでは、一人ひとりの理解度を確認しながら、一生使える「譜面の読み書き能力」を養います。
2. メロディが垢抜ける鍵は「アウフタクト(弱起)」にあり
「自分で作った曲が、童謡のように単調になってしまう……」
そんな悩みを持つ方に、講師は一つの解決策として「アウフタクト」の使い方を提示しました。
講師:「多くの人は、メロディを『1拍目(ド頭)』から始めがちです。でも、名曲の多くは1拍目に向かって助走をつける『アウフタクト(弱起)』を使っています。
1拍目の前にメロディが食い込んでくることで、楽曲に推進力が生まれ、よりドラマチックに聞こえるんです。ビートルズの曲なども、実はアウフタクトが多いんですよ」
「1拍目で着地するために、その前から動き出す」。
この感覚を意識するだけで、手癖で作っていたメロディが一気にプロっぽい、躍動感のある響きへと変化します。
3. 現場直結!Logic Proの「時短」と「コンペ対策」
JBG音楽院の講師は、現在進行形でコンペ(楽曲募集)に挑戦し続けている現役クリエイターです。
授業では、DAWソフト「Logic Pro」を使った実践的なテクニックや、コンペを勝ち抜くための泥臭い工夫も惜しみなく公開されます。
作業効率を爆上げする「Track Stack」
トラック数が増えて画面がごちゃごちゃ……そんな時に役立つ機能も実演されました。
講師:「トラックをまとめる時は『サミングスタック』機能を使いましょう。これを使えば、まとめたトラック全体にエフェクトを掛けたりボリューム調整ができたりと、ミックス作業が圧倒的に早くなります。
プロの現場では、クリエイティブな時間を確保するために、こうした面倒な作業をいかに効率化するかが勝負なんです」
「採用される」ためのキー設定
また、生徒さんが制作したデモ楽曲の添削では、ボーカルのキー設定についても具体的なアドバイスが。
講師:「この曲のターゲット層を考えると、今のキーだと少し低すぎて落ち着いた印象になってしまいます。
あえてキーを上げて、サビで高音を張り上げる設定にすることで、『必死さ』や『エモさ』が演出でき、採用担当者の耳に止まりやすくなりますよ」
まとめ:梅田のスタジオで、あなたの音楽を「作品」に昇華させよう
JBG音楽院 梅田校のCOREクラスでは、単なる音楽理論だけでなく、それを実際の制作にどう落とし込むかという「実践知」を学ぶことができます。
関西エリアにお住まいで、「自分の曲をもっと良くしたい」「プロの技術を肌で感じたい」と考えている方。
ぜひ梅田校のスタジオへお越しください。同じ志を持つ仲間と共に、あなたの音楽を「作品」へと昇華させましょう。
JBG音楽院 梅田校なら、関西にいながら東京・バークリー音大基準の作曲・DTMスキルを習得できます。
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