
【JBG音楽院 池尻大橋校】音楽の“感情表現”をロジカルに解明!DTMの表現力が変わる強弱記号の本当の意味
「独学でDTMを始めたけど、打ち込みがどうしても機械っぽくなってしまう…」「楽譜に書いてあるf(フォルテ)やp(ピアノ)は分かるけど、音楽的な表現にどう繋がるのか分からない」そんな悩みを抱えていませんか?実は、人の心を動かす音楽の「強弱」は、単なる音量の大小ではなく、もっと深い「エネルギーの流れ」でできています。
JBG音楽院では、音楽理論をDTMでの実践に活かすための、本質的な知識と技術をお伝えしています。今回は、渋谷駅から電車で一駅という好立地にある「JBG音楽院 池尻大橋校」のCOREクラスで行われた、あなたの音楽表現を根底から変える「強弱記号」のレッスンを特別に公開します。
ポイント1:「強い・弱い」だけじゃない。強弱記号は“エネルギー”の指標
授業は、多くの人が学校で習ったであろうf(フォルテ)やp(ピアノ)といった強弱記号の、本当の意味を解き明かすことから始まりました。講師は、「音楽は単なる音量の大小ではなく、エネルギーの流動である」と語ります。
講師:生の楽器の演奏を聴くと、大きく小さくというより、エネルギーの流れで音楽が作られているのが分かります。フォルテというのは、演奏者のアドレナリンが出て、ものすごいエネルギーを乗せて音を出している状態。逆にピアノは、ゆるーくエネルギーが流れている状態なんです。このエネルギーのスピード感や強さをDAWでどう表現するかが、打ち込みを人間らしくする鍵なんですね。
この「エネルギー」という視点を持つだけで、DAWのベロシティ(音の強弱を数値化したもの)を打ち込む際の考え方がガラリと変わります。ただ数値を上げ下げするのではなく、楽曲の起承転結に合わせてエネルギーの流れを設計する。この発想の転換が、あなたの音楽に生命を吹き込みます。
ポイント2:音楽の起源は「祈り」だった。なぜ表現力が重要なのか?
なぜ、音楽にはこれほどまでに豊かな表現が求められるのでしょうか。講師は、そのルーツを音楽の起源にまで遡って解説します。
講師:音楽の始まりは、一説には教会のグレゴリオ聖歌、つまり神への『祈り』だと言われています。争いごとの多かった時代、人々は救いを求めて音楽を作りました。平和や調和への願い、人間の喜怒哀楽といった情緒を乗せるためのツール、それが音楽なんです。だからこそ、その感情を伝えるための『表現』が、何よりも大切にされてきたんですね。
独学ではなかなか触れることのない、音楽史の深いお話。自分の創作活動が、数百年以上にわたる人間の営みと繋がっていると感じられると、一音一音に込める思いも変わってくるのではないでしょうか。
ポイント3:DTMでも再現したい!生演奏の「揺らぎ」とダイナミクス
授業の後半では、伝説的なピアニストの演奏動画を鑑賞。プロの演奏家が、いかに強弱記号を解釈し、自らの感情とエネルギーを乗せて音を紡いでいるのかを肌で感じていきます。
静寂の中から轟音へ、そしてまた囁くようなピアニシモへ。そのダイナミックなエネルギーの変化は、デジタル音源だけで音楽を作っていると忘れがちな、音楽本来の魅力を改めて教えてくれます。
JBG音楽院では、こうした生演奏の持つ「揺らぎ」やダイナミクスを、どうすればDTMで再現できるのかという、非常に実践的なテクニックまで踏み込んでいきます。これこそ、PCでの音楽制作とアナログ機材の知見を融合させるJBGの教育コンセプトである、DTAM(Desktop and Analog Musicの略)の考え方そのものです。
まとめ:今日の学びから見えた、成長へのヒント
今回の授業は、音楽の表現力を向上させるための、上辺だけではない本質的なアプローチに満ちていました。
- 強弱を「エネルギー」で捉える: フォルテやピアノを単なる音量ではなく、エネルギーの動的な状態として理解することで、打ち込みの表現力が豊かになります。
- 表現の「理由」を知る: 音楽の歴史的背景を知ることで、なぜ感情表現が重要なのかを深く理解し、創作へのモチベーションを高めます。
- 生演奏から学ぶ: プロの演奏に触れることで、デジタルだけでは得られないダイナミクスの重要性を学び、自らの制作に活かすことができます。
もしあなたの打ち込みが「なんだか人間味が足りない」と感じているなら、その答えはJBG音楽院 池尻大橋校にあります。音楽の表現力を、その根源から学んでみませんか?池尻大橋駅から徒歩5分、音楽を愛する仲間たちとあなたをお待ちしています。
JBG音楽院 池尻大橋校なら、社会人でも無駄なく・確実に作曲・DTMスキルを習得できます。
「本気で学びたい」と思ったら、まずは池尻大橋校の無料体験&個別相談会にお申し込みください!
個別入学相談の申込みフォーム